• 防腐剤や合成界面活性剤を使わない、ATP配合の基礎化粧品

    第4回のおはなし

    化粧水の役割とは・・・

    化粧水の役割。
     
    ルシェーヌ化粧品の場合、
    化粧水の役割をひとことで言えば、それは「水分補給」。

    「水分補給」??


    ならばただの水でもいいのでは?
    なんて考えたことはありませんか??

    でもやっぱり、ただの水では肌への水分補給はできないのです。
    ここには、化学の「浸透圧」が関係しています。。。

    生物及び、その構成成分である細胞は、
    浸透圧調節」という機能により、水を細胞内に引き入れたり、外へ放出したりしてします。
    ここには、「ホメオスタシス(恒常性)」という、生体の状態を一定に保とうとする性質が働いているからです。


    浸透圧調節」のわかりやすい例が、「ナメクジに塩」。
    小さい頃に、実際やってみた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    あれは、ナメクジの体内の溶液濃度よりもはるかに高い濃度の塩水が着いたために、「浸透圧」によって体内の水分が外部の塩に吸い取られてしまった状態です。
     
    では、人間はなぜ塩を触っても水分が流れ出ないのか、、、
    それは、皮膚があるからです。
     
    けれど、人の細胞においても、「浸透圧調節」は行われているので、
    水分は外に流れ出なくても、水分が失われているのは確かです。


    では、入浴時のお肌で考えてみましょう!

    お風呂に長時間入ると、よく指がシワシワになってふやけますよね。

    このふやけている状態は、濃度の異なる溶液(お風呂のお湯)に対して、細胞内が高濃度なので、水は「浸透圧」によって人の細胞内に入り込んでしまい、ふやけた状態になってしまいます。※この状態が「ホメオスタシス」です。
    まさに、浸透圧によって指のふやけはできていたのですね。


    そして、お風呂から出た時。


    今度も、「ホメオスタシス」が働いて、外気とのバランスを取ろうと、細胞は水を一気に外へ放出しようとします。
    この時、体温が上昇していることもあり、汗をかきやすい状態なので、反動がついて必要以上の水分放出が行われてしまい、その結果、水分不足が発生してしまうのです。

    ここまでを少しまとめると・・・

    これらのことから、お風呂上りや、洗顔後のお肌には、どうして水分補給が必要なのかわかりますね。そこで、化粧水が登場!!ということになります。

    ここで注意したいのが、化粧水に対しても「浸透圧」は働くので、化粧水の後の乳液がとても大切だということ。化粧水で水分補給をしたら、すぐに乳液でフタをしましょう!!

    最後に、

    誰にでも「浸透圧」が起こるならば、小さな子供にも化粧水が必要なのか?

    答えは、NOです。
    なぜなら、若い人の細胞は水分を補う能力が高いから。

    残念ながら、年齢とともにこの能力は衰えてしまうのです。。。
    それでもやはり、細胞の再生能力を少しでもそこなわないためにも、「余分な成分」で細胞にダメージを与えない化粧水をおススメします。

    ちょっと付け足し・・・
    ルシェーヌの化粧水の役割、「水分補給」を挙げましたが、他にPH(ペーハー)調整も役割のひとつです。洗顔後の肌のPHを整えることも大切です。※PH調整については、次回詳しく・・・

    ルシェーヌ化粧水は、お肌が水分を充分に取り込めるようにシンプルに作られています。
    毎日のスキンケアで、細胞の再生能力をほんのちょっと意識してみてください。
    肌の変化が感じられるかもしれません。